子供のころ矯正した歯が、少し動いてきたので2回目の歯科矯正を始めた。
矯正できれいにした歯も、40歳代あたりから歯列が崩れやすくなるようで、確かに40歳近辺からガタガタになってきていた。
子供のころにお世話になった矯正歯科で見てもらったところ、なんとか当時の記録が見つかったので(私は全く通っていなかったのでカルテも残っていなかったが、幸いにも妹の分が残っていて確認できた)、引き続き矯正を進めてもらうことにした。
矯正するのは下の前歯8本。目立たない裏側の矯正を希望していたけれど、下の歯だからそんなに目立たないということで、表側の矯正。上の前歯も前には出ているが、そんなに気にならない。上の歯もやると料金も倍になるし、目立つので今回は見送る。治療期間は6か月、器具代金は税込み22万円、通院費は8千円也。通院費は子供のころから変わらないな。病院の周りの景色は変わったのに。
私は子供のころの矯正で歯を4本抜いているけれど、親知らずはきれいに4本とも生えている。年を取ると奥歯から順番に悪くなって抜けやすくなるそうで、奥歯が多い分、健康な歯を長く保てると褒めていただいた。まず褒めてもらうことのないところだから、案外嬉しい。歯はお金に換算すると、全部で3,000万円相当にもなるという。素晴らしい財産であり、長く健康に付き合っていきたいので、大事にメンテしていこうと思う。
さて、治療初日、大きく口を開いた状態で固定し、1時間近くかけて器具を設置してもらう。歯に小さい四角のブロックのようなものをひとつずつ貼り付けていく。ブロックは銀色のものを想像していたが、透明で想像以上に目立たない。
そこに、歯の形にきれいにカーブした、形状記憶の針金をはめ込んで固定する。
形状記憶の針金が元に戻ろうとする力で、無理をかけずに歯を動かしていくのだという。治療が進むにつれ、針金を太くして理想の歯列になるまで動かし続ける。矯正器具も毎年進化を続けている。数年前、他のクリニックで息子が歯科矯正をしたときとも全く違っていた。
当日言われた注意事項:
1.数時間したら痛みが出てくるかもしれない。今は昔ほどの痛みはないけれど、我慢できなければ市販の鎮痛剤を飲んでね
2.痛くなる前に早めに夕飯にした方がいいよ
3.ガムと飴を噛むのは控えてね
久しぶりに歯が浮く感触。確かにそんなに痛みはなく、鎮痛剤のお世話になることもなかった。だけど前歯でものを噛めない。下の前歯だけだったので、奥歯で噛めるものはOK。食事が味気ない。一瞬コロナで味覚障害?と思ってしまうほど、歯が痛くて噛めないと、実際味はするのだが、味わえない。味気なく感じる。
落ち着くまでの数日間の食事
1.おかゆ。中華がゆが好きなので、痛みが出てから丸1日は中華がゆで過ごす。炊飯器で炊くのもいいが、残りご飯とたっぷりの水と料理酒と味覇(中華だし)とショウガと、あればねぎの青いところを鍋にいれてぐつぐつ煮込むだけ。お好みで塩を加える。
2.煮込みおうどん。今回はかきたまスープで煮込んでみた。水と料理酒と味覇(ウエイパー・中華だし)に細切り野菜(長ネギや人参など)。塩で味を調えたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を加える。
3.ナチュラルローソンの「オマール海老のだしを楽しむクリームスープごはん」会社の昼食として。これおいしかったな。久々に食事を味わえた。流動食的な、さっぱりしたものしか食べられないかと思ったら、こってりスープをかける手があったか!と感動した1品。
4.ファミリーマートの「とろーり玉子のデミオムライス」スプーンですくえればOK!と発見した。おいしかった。
あとファミリーマートの雑穀入りのスープもいける。ローソンの大盛デミグラスソースパスタは、一口ずつ口に運ぶのが難しく、苦戦。
スープ、うどん、柔らかいごはん系、ケーキ、柔らかいフルーツ、アイスなんかは問題なく食べれられた。痛みは減っても口を開けにくく食べづらさが残る。
次は1か月後、何を食べようか…
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